バックパックに絶望を。《人生という名の人体実験》

年間数百〜1000冊程度の読書する大学院生が、単なる思い付きを徹底的に考え抜くWeb上のlog

【本】しるし書店ができた時のために、いかに紙の本が必要なのかということを考えてみていた。⑴

iPadKindleがあれば、もう紙の本はいらないのか!?

 

昨今、紙の書籍のデータ化が急速に進んでいるのは、何となく実感されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実際、いま教育機関でもiPadなどを支給し、いずれは教科書の電子化が図られている時代ですので、10年、5年前よりも紙の本を読む機会が減ったという方も少なくないでしょう。

 

ただ文章のみで構成されている本はまだ少数かもしれませんが、

マンガならばいかがでしょうか?

 

今は無料で多大なコンテンツがネット上に溢れかえっていますよね。

例えば、

 

今ではあのジャンプ作品も無料で読めますし、

shonenjumpplus.com

 

ネットで連載をする時代でもあったりします。

www.tonarinoyj.jp

 

web-ace.jp

 

 

 

ネットのこうした無料コンテンツの中には、海賊版とも言われるものも時たま存在していますよね。

先日話題となった「フリーブックス」など、まだまだ怪しいものはたくさんあると思います。

 

ただ、そんな話を取り上げてしまうと、やはり話さずにいられないのが

本のどこに価値が存在しているのか」ということ。

 

 

 

以前、キングコング西野さんが

えんとつ町のプペルをネットで無料公開したことが話題となりました。

 

えんとつ町のプペル

えんとつ町のプペル

 

 

こうしたことを考えてみた際に、

考えるのが、本の内容(コンテンツ)に価値があるのか、それとも物質的な本に価値があるのか。

 

もっと言い換えてみると、

作品を、内容だけのものとして捉える、のか

書籍という、本の形全てをもってして作品とする、のか。

 

こうした違いが両者には存在していると私は考えています。

 

 

 

実はこの話題は私が修士論文において、

今、認知科学脳科学、心理といった他分野を複合して考えているものでもあるんですが。。。

それについてはまだわかりやすくまとめられないので、またの機会に。

 

 

 

それでも、今暫定的に導き出されている考えとしては、

紙の本を読んでいる時

スマートフォンタブレットを通して文章を読んでいる時の思考のレベルは

間違いなく差異が生じているということです。

 

 

 

例えば、今あなたがブログやネットニュースを読んでいる際と

紙で書かれた文書を眺めている際では、後者の方が理解レベルが高く、そこからの発想も生まれやすいというものです。

 

 

しかし、まだこれらは実証できていませんので

あくまでも実感のレベルでしかありません。

 

が、それでも少しずつ実感されている方はいらっしゃるようです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、電子化のメリットは確かに大きいんですよね。

 

普段、私も毎日数冊の本を持ち歩くのですが

そうすると荷物が大変重いのです。。。

 

少なくとも文庫2冊、新書2冊、単行本2冊程度は持ち歩いてしまうので、

5キロは下らないんですね。

 

そうすると、やはり全てが一つで収まってしまう電子書籍のメリットは計り知れないんですよ。

今なら書き込みもできたり、しおりもつけることができますしね。

 

 

ただ、それでも紙の書籍のレスポンスにはかないませんが。

 

 

スティーブ・ジョブズが初代iPhoneを発表した際に

使い方を説明する内容がありました。

 

その時に、彼はスタイラスペンを用いて操作することは非常にナンセンス、

もっとも素晴らしい高性能なのは、人間の指である、ということを言っています。

 

iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕) - YouTube


iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)

 

 

 そう考えてみると、どんな電子媒体であっても、

紙をめくり、端っこを折ったりすることには、まだ敵わないのではないでしょうか。

 

 

もちろん、使用頻度による慣れの違いは生じるかと思いますが、

それでも紙の書籍が駆逐されることは、まだないでしょう。

 

書籍自体が、歴史的に見ても

ミニマルであり、ある種完成されたものという理由もありますが。

 

 

でしょうか

それらを考慮したとしても、

まだ紙の書籍には作品としての価値がふんだんにあると思いますよ。

 

もし、それでも紙より電子媒体の方がいいというものがあれば、

それは『えんとつ町のプペル』の時に西野さんがいうように

価値のベクトルが異なっているのではないでしょうか。

 

ひとまずは序章として、

紙の本にも、電子媒体とまた別の価値があるんだぞ、ってことで締めたいと思います。

 

また別アプローチでこの話題は触れたいのですが、今回はここまで・・・・。

 

 

 

 

 

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